◇出演アーティスト

●寺尾紗穂

 1981年東京都生まれ。ピアノ弾き語り。2007年『御身onmi』でミディよりメジャーデビュー、大貫妙子、坂本龍一、星野源らから賛辞を得る。大林宣彦監督作品『転校生 さよならあなた』の主題歌を担当。2014 年11 月公開の安藤桃子監督作品『0.5mm』(安藤サクラ主演)の主題歌に「残照」を提供、CM音楽やナレーション、エッセイ、書評などの分野でも活動する。

 2015年、7thアルバム「楕円の夢」をリリース。2009年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。10年続けることを目標に取り組んでいる。

 著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)、『愛し、日々』(天然文庫)、『南洋と私』(リトルモア)がある。2010年に樋口健二氏の著作で原発労働に関心を持ち、労働者への取材を続け、講談社現代ビジネスサイトで「原発で働くということ」を連載。『原発労働者』(講談社現代新書)として出版。

 

http://www.sahoterao.com/

 


●イルリメ(鴨田潤)

 2000年に自主リリースした1stアルバム『イるreメ短編座』が音楽ファンの間で広まり話題となる。2004年までに4枚のオリジナルアルバムを立て続けに発表、04年発売のアルバム「www.illreme.com」に於いてはミュージックマガジン誌『ロック(日本)』部門で年間ベスト アルバムに選出される。

 またジャンルを問わず様々なコラボレーションも精力的に行い、speedometer.とのユニットで「SPDILL/How to feel the empty hours?」、ECDとのユニットで「ECDイルリメ/2PAC」、二階堂和美の全作詞とプロデュースを担当した「二階堂和美のアルバム」を制作。07年、カクバリズム移籍後初となるフルアルバム『イルリメ・ア・ゴーゴー』をリリースし、「FUJIROCK」初出演。翌年にはフランス、ドイツ、ベルギーなどを回る初のヨーロッパツアーを敢行した。作品はその後も08年に「メイド・イン・ジャパニーズ」10年に「360°SOUNDS」をリリース。同時にCM音楽や作詞提供、REMIXと制作の幅を広げてゆく。

 08年より歌への傾倒からギター弾き語りライブを開始。11年、本名・鴨田潤名義で1stアルバム「一」をリリース。 12年、TRAKS BOYSと組んだポップスバンド(((さらうんど)))の1stアルバム「(((さらうんど)))」、 鴨田潤として初の長編小説「てんてんこまちが瞬かん速」(ぴあ)を発表。13年、(((さらうんど)))の12インチシングル「空中分解するアイラビュー」、2ndアルバム「New Age」を立て続けにリリース。最新作は2015年3月にリリースされたばかりの(((さらうんど)))の3rdアルバム「See you, Blue」。

 

イルリメ(鴨田潤)のオフィシャルサイトは http://kamodajun.tumblr.com/



●柴田聡子

photo:成田舞
photo:成田舞

 1986年札幌市生まれ。2010年より都内を中心に活動を始める。これまでに2011年、夏と冬に2枚のデモCD(計20曲)を発表。

 2012年6月、1stアルバム「しばたさとこ島」、2013年8月、12インチアナログレコードシングル「海へ行こうかEP」、2014年、2ndアルバム「いじわる全集」などを発表。また2015年にはGofishトリオとの共作10インチレコードを発表。

 

sbtstk.tumblr.com/




●とんちピクルス

 福岡在住の松浦浩司によるソロユニット。ウクレレの弾き語り、自作のバックトラックにのせてラップなど奔放なスタイルで人生のわび、さびを歌い上げる。ピンク映画館の映写技師、警備員、清掃員などを経て現在は各地での演奏活動を生業とする。

 CD「とんちピクルス」、レコード「RECODAS」、太陽バンドとのスプリットシングル「夫婦げんか/弟よ」発表。 ウクレレとiPodを携え各地を旅しながら人間の本質にせまる詩人でもありエンターテイナーである。その楽曲は多くのミュージシャンにカバーされている。


http://happy.ap.teacup.com/tonchi/



●テニスコーツ

 ヴォーカリストさやと、ギターの植野隆司のバンド。コラボレーション、ツアーを各国で行っている。2人とも作詞・作曲をし、これまでにテニスコーツでリリースしたアルバムはコラボ含め19枚。

 2015年、20作目となるアルバム「Music Exists」をセルフレコーディングし、自ら主宰するmajikickレーベルよりリリース。


http://tenniscoats.blue/



●ソケリッサ!

 ダンサー、振付家として活動を行うアオキ裕キが「生きることに向き合うからだ」を求め、2005年よりビッグイシューの協力を得て路上生活経験を持つ参加者を集め活動をスタート。2007年に第一回公演「新人Hソケリッサ!」を発表。

 2011年、十和田市現代美術館でのパフォーマンス、2011年~2013年大野一雄フェスティバルへ出演。

 2015年寺尾紗穂さんPV「楕円の夢」出演及び帯同による楕円の夢全国ツアーに参加。身体の記憶を生かした動きから見える景色、現代社会へ向けたその活動の展開は幅広い可能性を持ち大きく注目されている。 


http://sokerissa.net/